こんにちは、みんちゃんです。
最低気温がマイナス10度以下にもなる韓国の冬。極寒の街中でも、手にはアイスアメリカーノ(日本でいうアイスコーヒー)を持って歩く韓国の人々をよく見かけます。
韓国のスターバックスなどのデータでも、冬場のアイスドリンク比率が8割を超えることが話題になる韓国。
「얼죽아(オルチュガ=凍え死んでもアイス)」という言葉は、今や単なる流行語ではなく韓国人のライフスタイルそのものになっています。
今回は、なぜ韓国人がここまでアイスアメリカーノ(通称:아아=アア)を愛しているのか、その面白い理由と背景を紐解いていきます!
「얼죽아(オルチュガ)」とは?
まず知っておきたいのが、韓国で完全に定着しているトレンドワード「얼죽아(オルチュガ)」です。
これは 「얼어 죽어도 아아(凍えて死んでもアイスアメリカーノ)」 という言葉の略語。
「どれだけ極寒でも、手に霜やけができようと温かい飲み物は頼まない!」という強いこだわりを持ったアイス派の人たちを指します。
冬になるとSNSでは「#얼죽아」のハッシュタグとともに、雪景色を背景にしたアイスアメリカーノの写真が数多く投稿されるほどです。
ちなみに、その対義語としてホット派(温かいアメリカーノ=뜨아)を表す 「뜨죽아(トゥジュガ)」 という言葉もあります。
こちらは 「뜨거워 죽어도 아메리카노(熱くて死んでも[温かい]アメリカーノ)」 の略で、「猛暑の夏でも絶対にホットしか飲まない!」というこだわり派のこと。笑
ヘンな?こだわりですが、冬の街中やカフェを見渡すと圧倒的に「オルチュガ(アイス)派」が多数派なのが、韓国ならではの面白い光景です!
冬でも「アイス」を選ぶ4つの理由
なぜここまでアイスアメリカーノが選ばれるのでしょうか?そこには韓国独自の気候、生活習慣、そしてカルチャーが関係しています。
① オンドル(床暖房)と暖房が効きすぎている
韓国の冬は屋外こそ極寒ですが、建物の中に入るとオンドル(床暖房)や暖房がガンガンに効いていて超快適です。
室内にいると「半袖でも過ごせるのでは?」と思うほど暖かいため、冷たい飲み物で一気にサッパリしたくなるのが大きな理由です。
実際に韓国の実家や兄弟の家に行くと、みんな家の中では半袖で過ごしています。私は日本で着ているような長袖の部屋着で過ごしていると暑すぎて、寝るときに汗をかいてしまうほどです。
日本の感覚からすると「光熱費がもったいないな」と思ってしまいますが、昔から韓国では「冬でも家の中はぬくぬくに温かく保つ」のが一般的です。
② 「빨리빨리(早く早く)文化」と相性抜群
日本でよく言われる、何事もスピーディーに行う「パルリパルリ(早く早く)文化」。
実は韓国では「パルリパルリ文化」という言葉自体、あまり使われません。韓国人にとっては早くやるのが当たり前だからなんです(笑)
おそらく、その速さに驚いた外国人が名付けた言葉なんじゃないかと思うくらいです!
(※ある意味韓国の成長を支えたパルリパルリ文化ですが、最近では、常に速さや効率を求められることに疲弊感を覚える人も増えており、あえて脱・パルリパルリを意識する風潮も出てきています)
本題に戻りますが、ホットコーヒーだと淹れるのにも時間がかかり、渡された直後は熱すぎてすぐ飲めませんよね。
一方、アイスアメリカーノなら注文後すぐに受け取れて、すぐゴクゴク飲めるという実用的なスピード感が愛されています。
③ 辛いもの・脂っこい料理のあとの「お口直し」
韓国料理といえば、サムギョプサルやチゲ、トッポッキなど「味が濃い・辛い・脂っこい」ものが主流です。
食後に苦みと酸味のある冷たいアメリカーノを飲むことで、口の中の油っぽさをすっきりリセットする習慣が根付いています。
④ 「水代わりに飲む」カフェイン習慣
韓国ではオフィスワーク中や勉強中、常に大容量のコーヒーを手に持っている人が多いです。
「喉を潤す水分補給」として飲む人が多いため、ホットよりゴクゴク飲めるアイスの方が圧倒的に好まれます。
カフェで使える!ワンポイント韓国語&略語
渡韓した際、カフェで注文してみましょう!
- 아아(アア):アイスアメリカーノ(아이스 아메리카노)の略
- 뜨아(トゥア):ホットアメリカーノ(따뜻한 아메리카노)の略
- 아바라(アバラ):アイスバニララテ(아이스 바닐라 라떼)の略
注文時に「아아 한 잔 주세요(アア ハンジャン ジュセヨ / アイスアメリカーノ1杯ください)」と言えば、現地っぽさバッチリです!
まとめ:次の渡韓では「オルチュガ」を体験してみよう!
韓国人が冬でもアイスアメリカーノを飲む背景には、室内環境の暖かさや食生活、そしてスピード感を重視する韓国ならではの文化が詰まっていました。
みなさんも冬に韓国へ行く機会があれば、暖房の効いた室内で「あえてのアイスアメリカーノ(아아)」を楽しんで、現地気分を味わってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

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