こんにちは、みんちゃんです。
連日ワールドカップで盛り上がりを見せるこのころですが、あるニュースが飛び込んできました。
なんと、2026年FIFAワールドカップ北中米大会で、韓国代表のグループステージ(1次リーグ)敗退が決まりました…。
初戦のチェコ戦で2-1と劇的な逆転勝利を収め、素晴らしいスタートを切った韓国代表。しかし、続くメキシコ戦、そして引き分け以上で突破が決まるはずだった南アフリカ戦にまさかの連敗。
結果は1勝2敗のグループ3位となりましたが、今回の大会から1次リーググループ3位でも、他組の結果によって3位のチームの中で上位8位までは次のステージに行けるようにルールが変更されました。
しかしぎりぎりの9位へと転落。上位8チームに残ることができず、2大会ぶりの敗退という最悪の結末を迎えてしまいました。
韓国の1次リーグの対戦相手は失礼ながら「比較的楽そう」だと思っていた矢先の敗退、韓国代表に一体何が起きたのか?
今回は、現地のニュース報道やSNSのリアルな空気感、そして指摘されている敗退の理由をわかりやすく解説します。
あわせて関連する韓国語表現もチェックしていきましょう!
怒りと絶望…韓国現地のリアルな反応
今回の敗退は、韓国国内で「歴史的な大惨事」として受け止められています。現地の空気感は、想像以上に重苦しいものです。
現地メディアは「最悪のエンディング」「希望拷問」と酷評
韓国の主要スポーツメディアやニュース番組は、一斉に辛辣な見出しを掲げました。
ネットニュースでは「最悪のエンディング」「3日間の希望拷問(※結果を期待し待ちわびて苦しむこと)は終わった」「あまりにも惨めな結果」といった絶望的な見出しが並んでいます。
韓国のサッカー界のレジェンドたちも、テレビ番組やYouTubeで声を荒らげるなど、専門家たちも大きなショックを隠しきれていません。
一人の記者は試合後のインタビューで「集団で食中毒にでもかかったのか」という失礼とも思える質問をするなど、担当記者からも批判が上がる試合内容だったようです。(すみませんがわたしはライブで観ていませんので)
SNSは批判と悲しみが爆発
韓国のネット掲示板やSNSでは、大論争が続いています。
- 「こんなに無気力な試合を見るために応援していたわけじゃない」
- 「選手たちに闘志が感じられなかった」といった厳しい批判がある一方で、試合後の会見で暗い表情で「国民の皆さんに本当に申し訳ない」と涙ながらに謝罪した選手たちの姿を見て、「代表の雰囲気が正直良くないのは伝わっていたから、見ていて胸が痛い」と選手たちを労う声も多く上がっています。
ほかには監督に対し「飛行機代がもったいないから泳いで帰りなさい」や「恥ずかしいサッカー後進国」など、批判が相次いでいます。*主に監督やサッカー協会に対する批判が多い印象です。
なぜ敗退した?現地で指摘されている「3つの理由」
「史上最高の組み合わせ(蜂蜜グループ/꿀조クルジョ)」とまで言われていたグループAで、なぜ韓国代表は勝てなかったのでしょうか。現地で指摘されている理由は以下の3点です。
① 洪明甫(ホン・ミョンボ)監督の采配・戦術ミス
一番の批判の矛先を向けられているのが、ホン監督の戦術です。
特に最終戦となった南アフリカ戦での選手起用や、相手のカウンターに対する守備の修正(選手交代など)が全く機能していなかった点が「ベンチの無策」として厳しく叩かれています。(*ネットに監督殺害予告が出ていて警察が調査に乗り出した状態)
3戦目の南アフリカとの試合では、ネットを中心に前半ソンフンミン選手(韓国のトップ選手)を起用していないことも指摘されていて、昔のホン監督の発言などを持ち出し「監督がソン選手を嫌ってわざと起用しない」などと不仲説や憶測も続いています。
また、日本代表の森保監督と比べてすべてにおいてホン監督が劣るという動画も大量に作られています。
中心選手への過度な依存とスタミナ切れ
ヨーロッパの第一線で活躍する選手たちに頼りすぎるあまり、彼らが徹底マークされたときにチーム全体の攻撃が形を失ってしまいました。
タイトなスケジュールのなかで、高地での試合もあり主力メンバーの体力が限界を迎えていたことも響いたと言われています。
韓国サッカー協会への根深い不信感
実は今回の大会前から、監督人事などを巡って韓国サッカー協会(KFA)とファンの間には大きな溝がありました。「協会の運営体制そのものが崩壊しているから、こういう結果になるんだ」と、組織の根底にある問題を批判する声が非常に多くなっています。
韓国には「学縁학연、知縁지연」という言葉があります。実力による公正な選出より知り合いや身内、人脈などを利用して選ぶ傾向があることを意味する言葉です。
実態はわかりませんが、昔からよく言われる言葉で人脈や身内優先を問題視して世論が反発するといった構図はまだまだ健在のようです。
異例の事態!大統領の「無能」発言と、監督の電撃辞任
今回の敗退を受けて、韓国ではついに政治のトップまで動かす異例の事態へと発展しました。
大統領が公式SNSで「無能な指揮官」と痛烈批判
韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は、自身の公式Xで「予想外の結果に戸惑いを越えて呆然としている」と失意を表明しました。
さらに「能力よりも身内意識を優先し、無能な人物を指揮官に選べば、その結果は火を見るより明らかだ」と、代表チームの体制やサッカー協会の人事を厳しい言葉で突き放しました。
一国の大統領がここまで代表チームを公に批判するのは、極めて異例のことで、韓国でもおそらく初めてのことではないかと思います。
個人的な考えを言いますと、大統領という立場の人がこれほどまでに辛辣な表現を使い、負けたとはいえ、国を代表して戦った人に対しなんの敬意も感じられない言葉で批判することに唖然として品格のなさを感じました。
韓国のネット反応は主に「自己紹介のようだ」「大統領がそこまで言うのは間違い」「自分の過失から目をそらせるためのターゲットにされてる」など李大統領の発言を非難するコメントが多いです。
実際のところ選挙用紙不足問題以降、支持率も落ちてきて選挙委員会などへの批判が収まる気配がなく、「視線をそらせるため」と言われてもおかしくない状況ではあります。大統領の発言の意図はわかりかねますが、政治利用ともとれる発言ですね…。
▼あわせてお読みください。

敗退から一夜でホン・ミョンボ監督が辞任発表
大統領発言の数時間後、日本時間の29日未明に洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が「責任は全て私にある」と辞任を発表しました。
契約期間を残しての事実上の解任劇あり、韓国サッカー界は今、文字通り「大激震」の真っ只中にあります。
今回のニュースで覚える!リアルな韓国語フレーズ
今回のサッカー報道で、現地のニュースやSNSでよく使われている韓国語を2つご紹介します。
- 참사(チャムサ / 惨事)ニュースの見出しで「〇〇惨事」という風に使われます。信じられない大敗や歴史的な失敗のときに使われる言葉です。
- 희망고문(ヒマンゴムン / 希望拷問)「かすかな希望があるせいで、かえって苦痛が長引くこと」を意味する、韓国ならではの表現です。「他国の結果次第で突破できるかも…」と3日間ハラハラして待った末に敗退した今回の状況に、まさにぴったりの言葉としてSNSであふれかえっています。韓国人の表現は日本では思いがけない表現が多いですよね(笑)
まとめ:激震の韓国サッカー、ここからの復活はできるか
今回は、ワールドカップ予選敗退という韓国サッカー界の大きなニュースをお届けしました。
スポーツの結果に対して国中が家族のように熱狂し、本気で涙するのが韓国の国民性です。
今回のような、力なく情けない負け方をしちゃうと「負けたけどよく頑張った」とはならず、落胆を通り越して怒ってしまうのかもしれません…。良くも悪くも激しいお国柄なんです。😅
今の韓国サッカー界はとても苦しい時期ですが、この大きな挫折をバネにして、強い韓国代表を作っていけるといいですね!
自然な韓国の言葉や現地の感情をもっと理解できるようになりたい!と思った方は、独学だけでなく、ネイティブの先生とお喋りしてみるのもおすすめです。
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今日もお読みいただきありがとうございました。次は明るいニュースをお届けできますように。

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