韓国ドラマを見ていると、
「キム社長様/김 사장님」
「先生様/선생님」
のような呼び方をよく聞きますよね?
日本語では「先生様」「社長様」とはあまり言わないので、不思議に感じる人も多いですよね。
実はこれは韓国語ならではの文化なんです。
今回は、韓国語でよく使われる「님(ニム)」の使い方や、日本語との違いについて分かりやすく解説します。
最近のネットフリックスの韓国ドラマにも「김부장(エージェントキム)というタイトルのドラマがありますね。わたしも見始めてますが、「님(ニム)」の使い方を理解して観るとさらに楽しめます!
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韓国語では役職に「님(ニム)」を付けるのが一般的
韓国語では、目上の人や敬意を表したい相手に님(ニム)を付けます。例えば、
| 韓国語 | 読み方 | 日本語 |
|---|---|---|
| 선생님 | ソンセンニム | 先生 |
| 사장님 | サジャンニム | 社長 |
| 회장님 | フェジャンニム | 会長 |
| 부장님 | プジャンニム | 部長 |
| 과장님 | クァジャンニム | 課長 |
日本語に直訳すると
- 先生様
- 社長様
- 会長様
のような意味になります。
日本語で聞くと大げさな言い方ですが、韓国ではこれがごく自然な表現です。
「님(ニム)」には「様」という意味がある
님(ニム)は、日本語の「様」に近い敬称です。そのため、
사장(社長)だけだと役職を言っているだけですが、
사장님になると「社長様」という丁寧な呼び方になります。
韓国では役職で呼ぶ文化がある
日本語では「〇〇社長」「〇〇先生」と呼ぶだけで十分丁寧ですよね。一方、韓国では名前よりも役職で呼ぶことがとても多いです。例えば会社では、
❌ 김 씨(キムさん)よりも
✅ 김 부장님(キム部長)/✅ 박 과장님(パク課長)
と呼ぶ方が一般的です。韓国では役職そのものが相手への敬意を表すため、님を付けることでさらに丁寧になります。
「先生」は最初から「先生様」
韓国語初心者が最初に覚える単語の一つが、선생님(ソンセンニム)ですよね。
- 선생(先生) + 님(様) = 선생님(先生様)
日本語では「先生」で十分ですが、韓国語では님を付けるのが普通です。
最初から「様」がついた形で覚えるのが普通なのも面白いポイントですね。
儒教文化による「序列と立場(役職)」の尊重
韓国語で役職や職業に「様(님 / ニム)」をつけることは、韓国社会の礼儀やコミュニケーションのベースにある、伝統的な儒教精神が深く根付いています。
韓国では今でも昔の儒教文化の影響が多く残っています。儒教文化では、「人間関係の立場や役割(目上・目下、役職、世代)を明確にし、互いの立場を守ること」が礼儀の基本とされています。
- 役職=その人の社会的な顔・地位:名前そのものよりも「その人が組織や社会で担っている役割(社長、部長、先生など)」を敬うことで相手への敬意になります。
- 役職+様(님)で完璧な敬称になる:韓国では単に「社長(사장)」「先生(선생)」と役職名だけで呼ぶと、客観的な肩書を言っているだけに聞こえ、呼びかける言葉としてはぶっきらぼうで生意気に感じられます。そのため、「様(님)」を付けて呼ぶことで相手の立場を十分に敬う形になるという考え方です。
韓国独特の敬語の厳格さ
日本語の場合、「身内の人間を他人に紹介するときは呼び捨てにする(例:うちの社長の〇〇が…)」という相対敬語の文化があります。
しかし韓国語は絶対敬語に近く、「自分より目上の人・敬うべき存在」は、話す相手が誰であれ敬称(様)をつけて表現するのが普通です。
そのため、社外の人と話す時や、日常の会話であっても「社長様」「先生様」と呼ぶのがごく自然な表現になります。
わたしはいまでも、自分の身内といっても目上の人を呼び捨てにすることには少し抵抗があります。もちろん日本の文化の通り使っていますが、習慣というものはなかなか変わるものではないのかもしれません。
韓国ドラマによく出る「사장님(サジャンニム)」の秘密
韓国ドラマを観ていると、会社以外の場面でも「サジャンニム!」と呼んでいるのを見かけませんか?
やたらと「サジャンニム」が多いですよね?(笑)
個人経営の飲食店やカフェのマスターを「サジャンニム(社長様)」と呼ぶのも、先ほど説明した文化の延長です。
日本語の「店長さん」「マスター」「大将」のような感覚で気軽に使える便利な言葉です。旅行に行った際、食堂などで呼びかける時にも使えますよ!
「님」を付けないと失礼になることも
韓国では目上の人に
❌ 선생/❌ 사장
だけで呼ぶと、礼儀のない生意気な印象になります。そのため、
- 선생님
- 사장님
- 부장님
のように님を付けるのがマナーです。
もちろん親しい友人同士では使わないこともありますが、基本的には敬意を表す便利な表現として覚えておきましょう。
この違いを知っているだけでも、韓国ドラマや実際の会話がぐっと理解しやすくなりますよ。
みんちゃんのひとこと🌸
韓国語は単語だけでなく、「文化の違い」を知ると理解が深まり、もっと面白くなります♪
「なんで先生に”様”を付けるの?」と疑問に思っていた人も、今日から韓国ドラマを見る時にスッキリするかもしれませんね!
よくある質問Q&A

韓国語の「님」は必ず付けますか?

目上の人や仕事関係では付けますが、親しい友人や家族には基本的に使いません。

韓国ドラマで「사장님」が多いのはなぜ?

韓国では会社の社長だけでなく、小さなお店のオーナーにも「사장님」と呼ぶため、ドラマでも頻繁に登場します。
まとめ
韓国語の님(ニム)は、日本語の「様」にあたる敬称です。韓国語で「〜様(님)」が多いのは、「相手の立場・役職を正しく認識し、敬意を払う」という儒教文化に基づいたマナーだからです。
そのため、
- 선생님(先生様)
- 사장님(社長様)
- 회장님(会長様)
という表現が日常的に使われています。
日本語では少し違和感がありますが、韓国ではごく自然な敬語表現です。
韓国ドラマや実際の韓国旅行でもよく耳にするので、ぜひ覚えておきましょう!
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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